お家へ
「おばあちゃん、今日は車椅子で行こう。おはぎ作りで疲れたでしょう。」
「そんな、もったいない。おばあちゃんは大丈夫だから。」
「いいの、いいの。おばあちゃん。早く、温かいうちにお届けよう。」
「ありがとう。トモちゃん。」
まあばあちゃんは、トモちゃんの避孕藥押す車椅子でミミちゃんのお家に行くことになりました。
車椅子に乗ったまあばあちゃんの膝の上に、ミミちゃんはちょこんと乗ってシッポを振って待ってます。トモちゃんは、パスコのパンを買うともらえるリサとガスパール模様のトートバッグを、車椅子の後ろに掛けました。その中にまあばあちゃんの作ったおいしいおはぎをいれて…。
おはぎをいれた桜模様のお重箱にトモちゃんが可愛くラッピングしました。
こぐま模様の包装紙でラッピングしているとき、まあばあちゃんは、トモちゃんの心遣いの温かさに感心して見ていました。
(きっと、ミミちゃんのお母さんは、心から喜んで下さる。そんな気がするわ。トモちゃんありがとう。)
「トモちゃんは、なんでも上手に出来るのね。」
「これは、おばあちゃん譲りです。だって、おばあちゃんは、お世話になった人に何か持って行く時、必ず、綺麗な風呂敷に包んでるでしょ。あれと一緒よ。」
そう言いながら、トモちゃんは、こぐま模様の包装紙の上に、赤いリボンをかけました。
「あれ、私、間違たかなぁ。これじゃ、おばあちゃんのせっかく作ったおいしいおはぎが、ぜーんぶ、こぐまに食べられちゃいそう。赤と黄色のチエックの包装紙もあったのにあっちにすればよかったな。」
トモちゃんは、綺麗にラッピングした後、そう言ってちょっと、しょんぼりしていました。
「ううん、トモちゃん。おばあちゃんは、こぐまさんの方が良かったと思うわ。とってもかわいいもの。」
まあばあちゃんはションボリしている、トモちゃんに優しく笑って言いました。
本当にトモちゃんは可愛くラッピングしたんですよ。赤いリボンを幾重にも重ねて、バラの花の様に美しく飾りつけて。
さあ、あの美しい百日紅の花の咲く、ミミちゃんのお家に向かいます。
まあばあちゃんとトモちゃん。そして、ジロとミミちゃん。
「さあ、いくわよ。」
ゆっくりと車椅子が動きます。
トモちゃんの掛け声でジロが歩き出しました。
「まあ、ジロはいつもより張り切って・・・」
その声に振り返ったジロの嬉しそうな顔。まあばあちゃんと目が合って幸せそうに笑って返事をするようにシッポを振り返しました。ミミちゃんはまあばあちゃんの膝の上でうつらうつら。
「今日は、少し早起きだったから。」
まあばあちゃんは、膝の上のミミちゃんを、そっと撫ぜながら言いました。
爽やかな秋の日、ミミちゃんの一番大切な人に会いに行くのよ。目が覚めたとき、ミミちゃんはきっと、びっくりするくらい喜ぶでしょうね。
「そんな、もったいない。おばあちゃんは大丈夫だから。」
「いいの、いいの。おばあちゃん。早く、温かいうちにお届けよう。」
「ありがとう。トモちゃん。」
まあばあちゃんは、トモちゃんの避孕藥押す車椅子でミミちゃんのお家に行くことになりました。
車椅子に乗ったまあばあちゃんの膝の上に、ミミちゃんはちょこんと乗ってシッポを振って待ってます。トモちゃんは、パスコのパンを買うともらえるリサとガスパール模様のトートバッグを、車椅子の後ろに掛けました。その中にまあばあちゃんの作ったおいしいおはぎをいれて…。
おはぎをいれた桜模様のお重箱にトモちゃんが可愛くラッピングしました。
こぐま模様の包装紙でラッピングしているとき、まあばあちゃんは、トモちゃんの心遣いの温かさに感心して見ていました。
(きっと、ミミちゃんのお母さんは、心から喜んで下さる。そんな気がするわ。トモちゃんありがとう。)
「トモちゃんは、なんでも上手に出来るのね。」
「これは、おばあちゃん譲りです。だって、おばあちゃんは、お世話になった人に何か持って行く時、必ず、綺麗な風呂敷に包んでるでしょ。あれと一緒よ。」
そう言いながら、トモちゃんは、こぐま模様の包装紙の上に、赤いリボンをかけました。
「あれ、私、間違たかなぁ。これじゃ、おばあちゃんのせっかく作ったおいしいおはぎが、ぜーんぶ、こぐまに食べられちゃいそう。赤と黄色のチエックの包装紙もあったのにあっちにすればよかったな。」
トモちゃんは、綺麗にラッピングした後、そう言ってちょっと、しょんぼりしていました。
「ううん、トモちゃん。おばあちゃんは、こぐまさんの方が良かったと思うわ。とってもかわいいもの。」
まあばあちゃんはションボリしている、トモちゃんに優しく笑って言いました。
本当にトモちゃんは可愛くラッピングしたんですよ。赤いリボンを幾重にも重ねて、バラの花の様に美しく飾りつけて。
さあ、あの美しい百日紅の花の咲く、ミミちゃんのお家に向かいます。
まあばあちゃんとトモちゃん。そして、ジロとミミちゃん。
「さあ、いくわよ。」
ゆっくりと車椅子が動きます。
トモちゃんの掛け声でジロが歩き出しました。
「まあ、ジロはいつもより張り切って・・・」
その声に振り返ったジロの嬉しそうな顔。まあばあちゃんと目が合って幸せそうに笑って返事をするようにシッポを振り返しました。ミミちゃんはまあばあちゃんの膝の上でうつらうつら。
「今日は、少し早起きだったから。」
まあばあちゃんは、膝の上のミミちゃんを、そっと撫ぜながら言いました。
爽やかな秋の日、ミミちゃんの一番大切な人に会いに行くのよ。目が覚めたとき、ミミちゃんはきっと、びっくりするくらい喜ぶでしょうね。
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