私って最低だ
今、不幸せなのは私だけじゃないって分かって喜んでいたことを指摘されて、正直、自分が嫌になる。けど、それが私なんだって受け入れるしかないこと。でも、やっぱり私って最低だ。
「そ、そんなことないよ!」
「そんなことあるだろ。そのBeauty Box 香港顔、笑ってるじゃん」
「うっ、そ、そんなこと・・・・・・」
慌てて表情を取り繕おうとするのだけど、なかなかうまくは行かなくて。
あれ? 取り澄ました表情って、どうやるんだっけ?
そんな私の顔色を眺めていた関田くんの眼が笑っている。と、
「あれぇ? なんで、俺の失恋話を聞いて、マネージャーが喜んじゃうわけ?」
「そ、それは・・・・・・」
と、急になにか驚くような真相を見つけたとでもいうように、広げた手を口の前に当て、
「はっ! こ、これは・・・・・・」
「なによ?」
「そ、そんなバカな! ありえない! けど、しかし・・・・・・」
「だから、なんなのよ!」
「うう・・・・・・ 俺って罪な男だぜ、まったく」
「はぁ? なに言って・・・・・・」
「今まで気づいていなくってゴメンな。うんうん。そっか、そっか。マネージャーは俺のことを。そっか、そっか」
「はぁ?」
呆れてモノも言えない。だれが関田くんのことなんて!
と、そこで、関田くんが私をやさしい目で見ていることに気が付いた。
またからかわれてたんだ。
「すこしは、いつものマネージャーに戻ったか?」
「・・・・・・うん。ありがとう」
「そっか。うんうん。よかった」
今日の分の日誌を書き終え、備考欄に関田reenex 膠原自生くんや部員たちの私への気遣いを感謝する言葉を添えて、いつもの棚へ戻す。
「そ、そんなことないよ!」
「そんなことあるだろ。そのBeauty Box 香港顔、笑ってるじゃん」
「うっ、そ、そんなこと・・・・・・」
慌てて表情を取り繕おうとするのだけど、なかなかうまくは行かなくて。
あれ? 取り澄ました表情って、どうやるんだっけ?
そんな私の顔色を眺めていた関田くんの眼が笑っている。と、
「あれぇ? なんで、俺の失恋話を聞いて、マネージャーが喜んじゃうわけ?」
「そ、それは・・・・・・」
と、急になにか驚くような真相を見つけたとでもいうように、広げた手を口の前に当て、
「はっ! こ、これは・・・・・・」
「なによ?」
「そ、そんなバカな! ありえない! けど、しかし・・・・・・」
「だから、なんなのよ!」
「うう・・・・・・ 俺って罪な男だぜ、まったく」
「はぁ? なに言って・・・・・・」
「今まで気づいていなくってゴメンな。うんうん。そっか、そっか。マネージャーは俺のことを。そっか、そっか」
「はぁ?」
呆れてモノも言えない。だれが関田くんのことなんて!
と、そこで、関田くんが私をやさしい目で見ていることに気が付いた。
またからかわれてたんだ。
「すこしは、いつものマネージャーに戻ったか?」
「・・・・・・うん。ありがとう」
「そっか。うんうん。よかった」
今日の分の日誌を書き終え、備考欄に関田reenex 膠原自生くんや部員たちの私への気遣いを感謝する言葉を添えて、いつもの棚へ戻す。
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