準備不足で

昨日から、整頓、掃除に、ふーふー。 縁の下の力持ちならぬ、縁の下で、ふらふら。 ゲストが、またもや、宿泊。 食事の用意、考えただけでアタマが割れそう・・・ちっちゃすぎる、わたしのアタマdermes 脫...

痴情の果てに

たとえば、自分で恥ずかしげもなく「カリスマ○○の○○日記」とか、 「いいのオンナのつぶやき」とか、そういうかんじのタイトルもある。 「借金地獄のまっただ中で」や「痴情の果てに」みたいな、内容がすぐわか...

事実を見落

「たとえば、教育に関して、基本的な理念は、学校教育をより硬直的な上位下達の組織に再編し、学校間や生徒間の競争を煽るっていう色彩が濃い主張だよね」 「ええ、そうすれば、今よりもっと子供たちが勉強して、知...

泣けばいい

静かなモーター音を響かせて居間につめたい空気を送り込むエアコンの送風口をボーと見つめながら、ボクは思いだしていた。 一学期の終業式前の出来事。その一週間から続いたどきどき。 結局、実行されることもない...

私って最低だ

今、不幸せなのは私だけじゃないって分かって喜んでいたことを指摘されて、正直、自分が嫌になる。けど、それが私なんだって受け入れるしかないこと。でも、やっぱり私って最低だ。 「そ、そんなことないよ!」 ...

削り落としていた

「ありえない。その方たちは、あの娘が現れる前には、あのホールにすでにいたではないか!」 そんなあの尊大な従者の驚きの声で、事態は明るみになった。 姉は、どうしても靴の大きさに合わせようと、つま先をDr...

焼きたて一番

今年に入ってずっと、電気の使用量が去年の同じ月に比べると少ない。僅かでも少ないのはいいことだけど、特に節約をしているわけではないし、家電も買い換えていないので不思議な感じがする。  それは...

シネマ天国

人の好みというのはまことに不思議なものだ。 例えば「味覚」 自分がこんなに「おいしーい」と思うものがある人にとっては「まずーい」となる。 例えば「音楽」 クラシックを愛する人がいればヒップホップが...

フランス的一日

昨晩というのか今朝というのか、午前零時過ぎに帰宅。三十分、ぼーとビール。寝る。午前三時十五分、起床。ほとんど寝ていない。仕事。ガレージで車の掃除を終了したのが、午前七時。普通なら、八時半には家に着いて...

対峙

ただ木立の娘を守ることだけのために、今までやってきたような惨いことができるかと彼は意思を送った。どういうわけか、その所業は村では木立の娘の仕業として伝えられているらしいが。彼は森に侵入してきた人間を要...

油ストッカーの巻

「油ストッカー」というのは、使ったサラダ油を、一度や二度の使用で捨てるのが「もったいない」ので、ストックして置いて、また使用するための容器である。その容器の中蓋が金網になっていて、その上に「油漉紙」を...

お家へ

「おばあちゃん、今日は車椅子で行こう。おはぎ作りで疲れたでしょう。」 「そんな、もったいない。おばあちゃんは大丈夫だから。」 「いいの、いいの。おばあちゃん。早く、温かいうちにお届けよう。」 「ありが...